入社のきっかけを教えてください。
当社のことは転職サイトで知りました。それまでは製造業に携わっていましたが、若い時に数年間、大工の経験もあったので、「今はドローンを使って測量するのか」など、業界の変化、とくにハイテク機器を活用した建設の仕事に興味を持ちました。入社の決め手は社長の人柄です。面接でお会いして親しみを感じました。実際、仕事に慣れるまでの間、社長をはじめ、当社の皆さんには温かく見守ってもらいました。
仕事内容を教えてください。
水道部に所属して給水管の敷設工事、老朽化した配管を新しい配管に切り替える業務を主に担当しています。北陸の冬には欠かせない消雪装置も対象です。以前、消雪装置の取替工事の監督を務めた現場では、高騰する資材の調達や迫りくる工期に四苦八苦しながら、雪が降る直前に何とか完成させたこともありました。工事中は周囲に相談したり、自分で調べたりしながら、細く曲がりくねった道に新しい消雪装置を入れることができました。苦労はしましたが、住民の皆さんからは感謝の言葉をいただき、自分にとってやりがいのある仕事となりました。
仕事中に心掛けていることを教えてください。
基本的なことですが「報・連・相」は大事にしています。仕事の進め方一つとっても、自分はこれで良いと思っていても、間違っている恐れもあります。常に報告を怠らず、アドバイスや指示を仰ぐようにしています。仕事中は報告用のメモ、記録の徹底が欠かせません。もう一つは斉藤組の一員として現場の「品質」にはこだわることです。品質が良ければ、当社の評価も上がり、次の仕事にもつながっていきます。そのためには、安全第一です。過去の仕事よりも少しでも良い仕事をする気持ちは忘れないようにしたいです。
若い方や未経験者への
アドバイスをお願いします。
がむしゃらにチャレンジする気持ちを持っているといいですね。とくに若いうちは、仕事の流れや専門用語など分からないことだらけだと思います。その都度、周囲からアドバイスを受けたり、時には叱ってもらったりして、少しずつ仕事を覚えていくものではないでしょうか。そのような日々の中でどれだけ吸収できるか、自分のものにできるかが肝心です。教えてもらったことをそのままにしないで、その意味を考え、あらためて質問するなど現場から離れても仕事を振り返る時間を持つことが大事かなと私は思います。